平編みのポイント2 ”穴(隙間)が空いてしまう方、編み地の回し方”

端の目の拾い方

よく、長編みの時の立ち上がりと横の長編みに隙間が空いてしまうので、どうしたらいいですか?と聞かれます。その場合は、下記の2点をチェックしてみてください。

1. 編み地の回し方は合っていますか?

(まず、普段自分が行っている編み地の回し方をやってみてください)

そして ↓ こうなっていたら(糸が後ろへ出ていたら・・・)
amiji_mawashikata_ng_s
次回から気をつけると綺麗な編み地になります。↓

左端を軸に編み地を”向こう側から手前”に回します。
(左端を軸に反時計回り)
※向こう側というのは、自分と編み地が並行になっている状況で、手前・向こう側を意味します
amiji_mawashikata_s
糸が手前から針にかかるので、根元がしまります。

—————————

そして隙間が空いてしまう最大の理由は、

2. 立ち上がり(くさり)と長編みの高さのバランス

長編みの立ち上がりは、くさり3目ですので、その3目の高さと長編みの高さのバランスがうまく整う力加減を自分なりに発見することです。

力加減のバランスは人それぞれですし、正解・不正解はないので一概に言えませんが、長編み自体の力加減はOKで隙間が空く場合は、くさりを少しキツめにしてみるとか、くさり編みの力加減はOKで隙間が空く場合は、長編みの糸をかけて引き出すのをもう少しゆるく編むと良いのかもしれません。きっとこの辺は、ほんとひとそれぞれなので、誰かと一緒に編み物する機会があれば、お互いの編み地を見せ合うといいと思います。

では次に「端の目の拾い方」を覚えれば、綺麗な平編みにもっと近づけます。

share:
タイトルとURLをコピーしました